sumproduct関数 / エクセル関数

sumproduct関数は、sum()で合計値を計算する関数の発展的なもの。条件で絞った合計値を算出できる優れもの。これはかなり使える。


たとえば、以前使用した下の表があるとき、

「東京」の金額合計を1つのセルに表示したいとすると、目的のセルに「=SUMPRODUCT((C2:C21="東京")*E2:E21)」このように書くことで金額が出てくる。




この関数は条件を増やしても実行できる。
ここで「東京」の数値が「2000以上」のものの合計金額を求める場合は、目的のセルに「=SUMPRODUCT((C2:C21="東京")*(D2:D21>=2000)*E2:E21)」このように書くことで金額が出てくる。




sumproduct関数は上記のように複数の条件で絞られた項目の和を求めることができるが、もう1つの機能がある。


それは、配列同士で対応するセルの積の和を求めることができる。
つまり上の表を使うと、下の表で「数値」と「金額」を掛け合わせたものの和を求めることができる。



この表に「=SUMPRODUCT((C2:C21="東京")*(D2:D21>=2000)*E2:E21)」と書くことで「数値」と「金額」の配列の積の和を求めることが可能。




データを取り扱う際にも、会計などの金額を取り扱う際にも便利なsumproductは重宝する。