絶対参照をF4で一発指定 / エクセルショートカット
エクセルで関数を利用するとき、「A1」ではなく「$A$1」などの絶対参照として指定したいとき、「F4」を絶対参照させたいセル番を打った直後に押すと、簡単に「$」マークを付加できる。
(参考:過去の記事)
下のようにB1セルにA1セルを表示する際、
B1セルに「=A1」と打った直後に「F4」を押すと、
絶対参照のショートカットとして「$」マークが付加される。
さらにもう一度「F4」を押すと、行だけ絶対参照。
さらに押すと、列だけ絶対参照。
このように簡単に絶対参照の「$」が付加できる。
このショートカットは、1つのセルの値だけでなく、関数によって指定される「範囲」を絶対参照したい場合にも利用可能。
たとえば前回の「vlookup関数」でも利用できる。
ここで「F4」を押すと、
「範囲」が絶対参照になる。
すでに関数を入れてしまった後でも、範囲の指定箇所のセル番にカーソルを合わせて、
「F4」を押せば、
このように絶対参照の指定ができる。
※ただ、一度関数を入力してしまうと、一回「F4」を押しただけでは範囲すべてのセルを絶対参照にはできず、
このように2個目のセル番も「F4」を押すことで指定ができる。
このショートカットは使い慣れればかなり便利。
以前の記事で紹介した、セルの値を変更するショートカット「F2」と組み合わせればキーボード操作のみで実行できるのでスピーディーに作業可能。