エクセル行列を入れ替えて貼り付け+テキストエディタ小技

エクセルのデータでは、行列を入れ替える貼り付けは簡単に出来ても、思い通りに表を作りたい場合にはどうしても手作業でのコピペが発生するときがある。


こんな並びのデータを縦一列にしたいときは、まず行列を入れ替える貼り付けてから、整形する。

1. コピーしたら「形式を選択して貼り付け」を選ぶ。

2. 「行列を入れ替える貼り付け」にチェックを入れてOK。

すると行列が入れ替わっている。



でも一列に数値を縦並びにするにはコピペをして整形しないといけない。そこで最初からテキストエディタ正規表現を使った一括置換を行えば一瞬で解決する。


ここではTeraPadを利用して実行。
1. まず最初のデータをTeraPadにコピペ。

2. 「Ctrl + R」で置換コマンドを出して、「\n=改行」などの正規表現の部分にチェックをいれて、tab区切り「\t」を「\n」改行に「すべて置換」で一括置換する。



3. すると縦一列にデータが並ぶので、これをまたコピペしてエクセルに戻してやれば良い。

4. あとはABCを横にコピペすればOK。



エクセルとテキストエディタの合わせ技で多くのデータ整形に役立つ。


エクセルでは「\n」は「改行」の正規表現、「\t」はtab区切りの正規表現を操ることで幅広くデータを扱える。